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演奏曲の由来(Origin of performance tune)

武田の郷 八幡太鼓
たけだのさと はちまんだいこ
現在のひたちなか市武田地区は、甲斐の武田信玄の祖先が住んでいた土地として全国にも 有名な場所です。そのころのこのあたりの情景はどんな風であったのか、人々の暮らしぶりや 武田館の様子等をイメージして創った曲です。
又、この曲は毎年行われるひたちなか祭りの『武田軍団出陣式』にも使われており、 勇壮な出陣の様子も織り込まれています。
勝田陣太鼓
かつたじんだいこ
勝田陣太鼓は発展を続けるわが街勝田の様子をうたった曲です。
力強い躍動感、絶え間無い前進、さらに、ここに住む人たちのさわやかな心、 伸び伸びとした生き方を表現しています。
勝田市は、平成6年11月に那珂湊市と合併し、今は『ひたちなか市』として生まれ変わり さらに幅広い魅力のある市になりました。伸びゆくひたちなかを感じて頂けますか?
やんさ太鼓
やんさだいこ
江戸時代初期から昭和初期まで、約300年にわたって行われていた常陸の国の那珂地域一帯の 旧制48ケ村の祭に『ヤンサマチ』がありました。その中で行われていた神事、砂競馬の折に 太鼓が打ち鳴らされたと言います。
この曲は当時の太鼓のリズムに想いを馳せながら、この砂競馬の様子をうたった曲です。
団体名とも同じであり、私達を代表する1曲です。
鈴女
すずめ
「五穀豊穣」「大漁満足」「疫病退散」。
ヤンサマチはこれらの大きな願いが込められたお祭りでした。
この曲は五穀豊穣を願う人々の想いと、豊作を心から喜ぶ者たちの気持ちを太鼓と踊りで表現したものです。
『鈴女』と言うタイトルにもありますように、一面豊作の田畑の上を嬉しそうに飛び回る雀達の様子を、 稲穂に見立てた鈴を身につけた女性による踊りで表現し、人々の大喜びの様子を太鼓のリズムで表現しています。
  • やんさ太鼓保存会とは